東京大学大学院経済学研究科 経営教育研究センター
経営教育研究センター 東大アウトリーチ企画:MERC丸の内院生ラウンジ
東大アウトリーチ企画:MERC丸の内院生ラウンジ
ミートアップ経営学経営学

東大アウトリーチ企画 MERC丸の内院生ラウンジの一環として開催される「ミートアップ! 経営学」。これは、実務家(Business)と経営学者(Academia)のコラボ企画です。実践の現場および学術の世界で最先端のトピックについて、実務家によるケース紹介と経営学者による関連した理論紹介を行った上で、熱く議論します。皆さんには、現実と理論の交わりについて、より身近に感じていただきます。4回の連続講義ですが、どなた様の受講も、一度きりの受講も大歓迎です。経営学の知見だけではなく、丸の内をハブとして様々な業種のかたとの交流まで様々な効果が得られるかもしれません。
経営学研究最前線:これからの講演
2018年10月25日(木) 19:00〜20:30

第3回:IOT×オープンイノベーション

講師:
原田 惇
(ユカイ工学株式会社 最高執行責任者 COO)
立本 博文
(筑波大学ビジネスサイエンス系 教授)

概要:
・IoTが起こすデータ革命とサービス革新
・大企業と中小企業のコラボレーション、「日本流オープンイノベーション」のありかた
・IoT / AIを超えてデジタル化される世界


原田 惇
ユカイ工学株式会社 最高執行責任者 COO

2010年 東京大学 工学部計数工学科 卒業
2012年 東京大学大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻(修士) 修了

大学生時代にWeb開発のアルバイトを始めたことをきっかけに情報技術に興味を持ち始め、独学でWeb開発を学ぶ。学業のかたわら、フリーランスとして様々な企業の技術開発に携わる。ガラケー向けのソフトウェアカスタマイズ、人材紹介会社の営業リストの自動作成など様々なビジネスに技術的側面からかかわる。
データビジネスに可能性を見出し、大学院では自然言語処理、画像処理、機械学習などの技術を学ぶ。「データサイエンス/ビッグデータ」の時代の到来を読み、外資コンサルティング会社へ就職。
コンサルティング会社では、大手通信企業や地方自治体などへの「データに基づく意思決定」の導入や導入支援を担当。
技術+経営のノウハウをベースに、オープンイノベーションや新規事業開発のプロジェクトに支援を行う。


立本 博文
筑波大学ビジネスサイエンス系 教授

略歴
1998年 東京大学経済学部卒
2002年 東京大学大学院経済学研究科(博士課程退学)
2002年 東京大学先端科学技術研究センター助手
2004年 東京大学経済学部ものづくり経営研究センター助教
2009年 兵庫県立大学経営学部准教授
2010年 MIT客員研究員(Sloan school of management)
2012年 筑波大学ビジネスサイエンス系准教授
2016年より現職

2018年11月22日(木) 19:00〜20:30

第4回:“つながり”の経営学

講師:
金沢 慎太郎
(エッグフォワード株式会社 シニアコンサルタント)
若林 隆久
(高崎経済大学 地域政策学部・地域政策学科 准教授)

概要:
・企業における「つながり」の効果とは?理論だけでなく実務における活用事例は?
・新規事業を生み出す人材には特徴があった?「つながり」から読み解くイノベーターの条件とは?
・Diversity&Inclusionの観点から考える、これからの時代に求められるマネジメント人材とは


金沢 慎太郎
エッグフォワード株式会社 シニアコンサルタント

2011年東京大学経済学部卒業
2011年 株式会社ワークスアプリケーションズ入社
2017年 エッグフォワード株式会社入社
マネージャー 兼 新規事業開発室 リーダー

新卒から、法人営業としてキャリアをスタートさせる。
「組織の力学」にフォーカスをした営業手法を確立し、最年少でマネジャー、部門長に昇進。その後、組織のつながりを高めることを目的とした「働きがい支援事業」を立ち上げ、事業責任者として従事する。
退職後、2017年よりエッグフォワード株式会社に参画。

主に大手企業向けの人材・組織コンサルティングを行う傍ら、「組織内外のつながり」に関する新規事業に取り組み、多くのクライアントにおける課題解決を行っている。



若林 隆久
高崎経済大学 地域政策学部・地域政策学科 准教授

略歴:
2014年3月 東京大学大学院 経済学研究科 経営専攻 単位取得退学
2014年4月〜2017年3月 高崎経済大学 地域政策学部 講師
2017年4月〜現在 高崎経済大学 地域政策学部 准教授

主要業績:
「ファッション・アパレル産業におけるメーカー・サプライヤー関係:能力の発見・育成とセレクション」『組織学会大会論文集』単著, 第5巻第2号, 2016年
「戦略的提携ネットワークの形成要因:産業要因か、企業要因か、ネットワーク要因か?」『組織科学』共著, 第47巻第1号, 2013年
Inamizu, N. and Wakabayashi, T., "A dynamic view of industrial agglomeration: Toward an integration of Marshallian and Weberian theories", Annals of Business Administrative Science, Vol.12, 2013
「職場におけるパーソナル・ネットワークとパフォーマンス:コールセンターの事例から」『組織学会大会論文集』共著, 第2巻第1号, 2013年
「企業ポイント交換市場の構造と形成」『組織科学』単著, 第42巻第2号, 2008年


経営学研究最前線:これまでの講演
2018年9月20日(木) 19:00〜20:30

第2回:経営学は役に立つのか?

講師:
伊達 洋駆
(株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役)
稲水 伸行
(東京大学大学院経済学研究科 准教授)

概要:
・エビデンス・ベースの経営学とは?
・@実践家の持論、A既存の学術研究、B客観的データのどれを重視するか?
・日本の経営学のグローバルランキングをどう考えるか?


伊達 洋駆
株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。
同研究科にて組織論・組織行動論を学ぶと同時に、2009年にLLPビジネスリサーチラボを創業。

2011年には株式会社ビジネスリサーチラボを設立し、以降、民間企業を顧客に、組織・人事をはじめとした幅広い領域において調査・コンサルティングを行っている。

組織内に課題感はあるものの市場内に対策が十分にない領域に対して、研究知・実践知の両方を動員して課題発見・解決に取り組み続けている。

2017年には株式会社六甲舎を立ち上げ、株式会社ビジネスリサーチラボを経営する傍ら、大学研究者が企業と共同する際の支援も手がけている。

株式会社ビジネスリサーチラポHP
https://www.business-research-lab.com/


稲水 伸行
東京大学大学院経済学研究科 准教授

略歴
2003年東京大学経済学部卒業。2008年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2005年~2008年日本学術振興会特別研究員(DC1)、東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員、同特任助教、筑波大学ビジネスサイエンス系准教授を経て、2016年より東京大学大学院経済学研究科准教授。博士(経済学)(東京大学、2008年)。

主要業績
稲水伸行(2014)『流動化する組織の意思決定:エージェント・ベース・アプローチ』東京大学出版会.(第31回組織学会高宮賞受賞)
稲水伸行・牧島満(2016)「オープン化・メガフロア化したオフィスの満足感と認知限界による画一性」『組織科学』 49(4), 29-40.
稲水伸行(2013)「ワークプレイスの多様性・柔軟性・統合性:日本マイクロソフト社の品川オフィスの事例」『組織科学』47(1), 4-14.


2018年8月23日(木) 19:00〜20:30

第1回:“らしさ”と競争戦略

講師:
朝岡 崇史
(株式会社ディライトデザイン 代表取締役/元(株)電通コンサルティング室長)
佐藤 秀典
(筑波大学ビジネスサイエンス系 准教授)

概要:
・組織の「らしさ」をどのように理解することができるか?
・ブランドアイデンティティをいかに定義し、また変化させることができるか?
・アイデンティティをマネジメントに生かすにはどうすればよいか?


朝岡 崇史
株式会社ディライトデザイン 代表取締役
元(株)電通コンサルティング室長

経歴
・ブランドコンサルティング、エクスペリエンスデザインを専門とするコンサルタント、ファシリテーター
・大学生時代は東大野球部に在籍。 1985年、株式会社電通入社
・ブランドコンサルティングを行うコンサルティング室長(2010年~2014年)
・公益社団法人 日本マーケティング協会マーケティングマスターコース マイスタ(2011年~現在)
・北京伝媒大学 広告学院 客員教授(2013年)
・株式会社電通デジタル エグゼクティブ・コンサルティング・ディレクター(2016年)
・株式会社電通を退社。株式会社ディライトデザイン設立(2017年)

主な著書
・『拝啓 総理大臣殿 これが日本を良くする処方箋です』(2008年 東洋経済新報社 共著)
・『エクスペリエンス・ドリブン・マーケティング』(2014年 ファーストプレス)
・『IoT時代のエクスペリエンス・デザイン』(2016年ファーストプレス)
株式会社ディライトデザイン HP: https://delightdesign.co.jp/


佐藤 秀典
筑波大学ビジネスサイエンス系 准教授

略歴
2010年3月 東京大学大学院経済学研究科博士課程企業・市場専攻単位取得退学
2010年4月〜2012年3月 東京大学ものづくり経営研究センター特任助教
2012年4月〜2014年3月 長崎大学経済学部准教授
2014年4月〜2017年3月 横浜国立大学国際社会科学研究院准教授
2017年4月〜現在 現職

主要業績
Sato, H. (2012). Routine-based view of organizational learning and mechanisms of myopia. Annals of Business Administrative Science, 11, 45-54.
佐藤秀典 (2013)「組織アイデンティティ論の発生と発展―「我々は何者であるか」を我々はどのように考えてきたのか」組織学会編『組織論レビューU』(pp.1-36). 白桃書房.
佐藤秀典 (2013)「ルーチン形成における管理者の認識とパワー-自動車販売現場における管理者の役割-」『組織科学』47(2), 47-58.



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