寄席からのお知らせ 7月28日

GBRCが発行しているオンライン・ジャーナル『赤門マネジメントレビュー』に、
「ものづくり寄席」の要約が掲載されることとなりました。7月25日発行号には、1〜4回までが掲載されています。
各回A4一枚ですが、写真や図表などもあり、寄席の雰囲気を、感じ取っていただけると思います。
是非、ご覧下さい。
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/index.html#Akamon

寄席からのお知らせ 7月7日

「ものづくり寄席」を共催しているGBRCが毎週月曜日に発行しているメルマガ『GBRCニューズレター』では、
「今週と来週のものづくり寄席」のコーナーがあり、「ものづくり寄席」に関する最新の情報が紹介されています。
『GBRCニューズレター』のバックナンバー&無料配信登録はこちらから↓
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/newsletter/index.html

ものづくり寄席のチラシ(PDFファイル)はこちら。

ものづくり寄席チラシ(平成16年7月〜9月)PDFファイル
「ものづくり寄席」とは、製造業に関する第一線の研究成果や、製品開発・生産といった
現場の最先端の話題が演目として並ぶ、一風変わった寄席

そんな、ものづくり経営に関する研究やものづくり現場の話を、気軽に聞ける寄席が、  
2004年7月、丸の内にお目見えします

噺家は、東京大学ものづくり経営研究センターの教員を中心に、日本のものづくりを支える
企業人などが、代わる代わる出演

「なんや、大学の先生たちの小難しい話か。かなわんな〜。」

そんな心配はご無用。あくまでも「寄席」。お客さんはみんなフリードリンク片手に、ときどき  
笑いながら聞いています

2004年7月〜9月は、月曜日・木曜日の夕方に開演。仕事帰りに、お気に入りのカフェに
ちょっと寄る気持ちで、それとも、出張ついでに一席、というのも、よろしいのでは
【ご参加方法】
ものづくり寄席は、当日売りしかございません
予約・事前申し込みは不要です
お時間が出来たとき、ぶらりと気軽に立ち寄ってみてください
フリードリンク付きで、ものづくり経営の小咄が楽しめます
人気演目では、立ち見もご愛敬

木戸銭(入場料):1,000円(税込)

開催時間 18:30〜20:30 (受付開始18:00〜)



7月





5日(月)
8日(木)
12日(月)
15日(木)
22日(木)
26日(月)
29日(木)
藤本 隆宏
新宅 純二郎
高橋 伸夫
大鹿 隆 
安田 雪
呉 在恒
富田 純一
ものづくり経営研究センターとは何者であるか
中国モジュール型産業でいかに戦うか:日本企業に提唱する3つの戦略
虚妄の成果主義から育てる経営へ
自動車産業は円高輸出差損と悪魔のサイクルをどうやって克服したか
ものづくり、人づくり−階層の最底辺で能力主義は機能しない
BTO(個別受注)方式はなぜ難しいのか
超「顧客志向」の新製品開発
8月



2日(月)
5日(木)
23日(月)
26日(木)
30日(月)
小川 紘一
渡邊 泰典
小澤 茂幸
葛 東昇
安田 雪
日本の光ディスク産業:次世代DVDの勝者は誰か?
モジュール化:理論化の試み
困難な時代に・・・  卓越した優良企業とは?
モジュール化は産業発展のために本当に望ましいのか?
投資家が見るものづくり企業―掲示板に降り注ぐ言説
9月





2日(木)
6日(月)
9日(木)
13日(月)
16日(木)
27日(月)
30日(木)
立本 博文
田中 正
善本 哲夫
伊藤 洋
松井 幹雄
韓 載香
大鹿 隆
「ソフトウエア開発の測定法」とその評価
ものづくりのカイゼン、販売営業活動への活用は?
家電の旧道・新道
ものづくりから見たホンダの原点と進化
トヨタ生産システムの源流
メーカーの企業史にみるパチンコ産業の本当の面白さ
日本製造業の得意技は裏の競争力と生産性向上なのだ



演目詳細
7月5日(月) 藤本 隆宏
東京大学大学院経済学研究科教授
ものづくり経営研究センターとは
何者であるか
東京大学ものづくり経営研究センターが本郷三丁目交差点近くの一室で稼動を始めた。なんでこんなものが出来たのか。何を考えているのか。ざっくばらんにお話しましょう。
満員御礼にて終了
内容を見る
7月8日(木) 新宅 純二郎
東京大学大学院経済学研究科助教授
中国モジュール型産業でいかに戦うか:日本企業に提唱する3つの戦略
中国の急速な経済発展と中国企業の急成長の中で、日本企業はいかなる戦略をとるべきか。家電産業のケース分析をもとに、製品アーキテクチャの視点から検討する。
満員御礼にて終了
7月12日(月) 高橋 伸夫
東京大学大学院経済学研究科教授
虚妄の成果主義から育てる経営へ
「育てる経営」とは何だろうか。寄席では、それを考え方や「思想」の問題としてとらえ、その違いが顕在化することになる四つの試金石を使って問題提起をしてみたい。
満員御礼にて終了
7月15日(木) 大鹿 隆
ものづくり経営研究センター特任教授
自動車産業は円高輸出差損と
悪魔のサイクルをどうやって克服したか
日本の製造業は衰退しているわけではなく、世界一流の企業が実に多い。自動車産業が如何にして円高と悪魔のサイクル(円高克服のためのコストダウンがさらに円高をまねく)を克服したかを語ります。
満員御礼にて終了
7月22日(木) 安田 雪
ものづくり経営研究センター特任助教授
ものづくり、人づくり−
階層の最底辺で能力主義は機能しない
日本のものづくりの現場を担う若年労働者。フリーターとの境界を危うく漂う彼らを、いかに守り育てるか。若年労働者を埋め込む社会と彼らの意欲の葛藤を語る人情伽。愛情と闘志をこめて語ります。
満員御礼にて終了
7月26日(月) 呉 在恒
ものづくり経営研究センター特任助教授
BTO(個別受注)方式は
なぜ難しいのか
自分で商品の装備やオプションを自由に組み合わせることができ、しかも出来るだけ早く、といった顧客のニーズにメーカーと販社が応えるのは難しい。デルのBTO方式などを話題に、解説したい。
満員御礼にて終了
7月29日(木) 富田 純一
ものづくり経営研究センター特任助手
超「顧客志向」の新製品開発
かねてより顧客志向の重要性が謳われてきたが、企業の新製品開発はもはや目の前の顧客の要望に応えるだけでは成功を収めにくくなってきている。実はこの問題を解く鍵は超「顧客志向」にあった。
満員御礼にて終了
8月2日(月) 小川 紘一
ものづくり経営研究センター特任研究員
元 富士通(株)光ディスク事業部長
日本の光ディスク産業:
次世代DVDの勝者は誰か?
「光ディスク業界の開発競争や覇権争いをレビューながら成功事例の共通点を抽出し、次世代DVDで勝者となる日本企業の条件を、台湾・韓国・中国企業との関係で解説する。
8月5日(木) 渡邊 泰典
ものづくり経営研究センター特任研究員
モジュール化:理論化の試み
生産や設計におけるモジュール化の重要性が認識されていますが、モジュールとは何かについてはまだ統一された答えはありません。いくつかの試みについてお話します。
8月23日(月) 小澤 茂幸
ものづくり経営研究センター特任研究員
よこはま大学ベンチャークラブ理事
困難な時代に・・・  
卓越した優良企業とは?
卓越した優良企業にはある共通の特徴がありそうである。これまで、多くの日本企業はその点でどうも欧米企業に比べ劣っていたようである。講師の種々の知見についてお披露目したい!
8月26日(木) 葛 東昇
ものづくり経営研究センター特任助手
モジュール化は産業発展のために
本当に望ましいのか?
日本自動車産業と中国オートバイ産業とを比較し、モジュール化は異なる産業発展のダイナミクスを導く可能性があることを指摘する。さらに、望ましいモジュール化の条件についても議論する。
8月30日(月) 安田 雪
ものづくり経営研究センター特任助教授
投資家が見るものづくり企業―
掲示板に降り注ぐ言説
自社のも他社のも何か気になるYahooの企業掲示板。掲示板への投稿パターンから、投資家の目から見た、ものづくり企業の類似性や競合関係を描きます。輸送機械か食料品か・・御題の業種は乞御期待。
9月2日(木) 立本 博文
ものづくり経営研究センター特任助手
「ソフトウエア開発の測定法」と
その評価
1974年の「ソフトウエア危機」以後、システム工学を背景にしたソフト管理手法が大量に開発されました。何が論点になり、どう決着したのか。文系の視点でお話します。
9月6日(月) 田中 正
ものづくり経営研究センター特任研究員
元 川崎三菱自動車販売(株)社長
ものづくりのカイゼン、販売営業活動への活用は?
「生産の現場と、お客様商売の営業活動は別だ・・」という社長が多い中で、神奈川県のトヨタ販売会社がカイゼンに取り組んだ。3年間で何が変わったか?
9月9日(木) 善本 哲夫
ものづくり経営研究センター特任助手
家電の旧道・新道
日本の家電メーカーがものづくりで歩んできた道程は、目の前に行き止まりの表札が見えてきた? 新しい道を模索する運転手達の姿に目と耳を傾けてみましょう。
9月13日(月) 伊藤 洋
ものづくり経営研究センター特任研究員
元 ホンダエンジニアリング(株)
ものづくりから見たホンダの原点と進化
2輪車製造から4輪車製造さらにモビリティ企業へ。社会の変化を乗り越えて世界企業として認められるようになった原点を、ものづくりを通して分析してみる。
9月16日(木) 松井 幹雄
ものづくり経営研究センター特任研究員
拓殖大学商学部教授
トヨタ生産システムの源流
豊田喜一郎と大野耐一は、紡績の設計、生産技術のプロであった。彼等が描いた企業者的な自動車生産構想には、日本紡績業の影響がある。生産技術の拡散と工作機械メーカーの役割が注目される。
9月27日(月) 韓 載香
ものづくり経営研究センター特任助手
メーカーの企業史にみる
パチンコ産業の本当の面白さ
長者番付上位の企業家たち、彼らが作り上げた、量産的組み立て機械に共通するパチンコ機械の生産システムの特徴を、歴史の視点からみる。
9月30日(木) 大鹿 隆
ものづくり経営研究センター特任教授
日本製造業の得意技は裏の競争力と生産性向上なのだ 生産性分析で日本・米国の代表的企業の生産性を比較すると、トヨタはGMの2倍生産性が優れているという驚くべき結果であった。この生産性格差が日本企業の裏の競争力を支えている。


2004年 7月〜9月開催要項
開催時間 18:30〜20:30
会場 三菱ビル コンファレンススクエア エムプラス
1階・10階(部屋は当日掲示)
千代田区丸の内2-5-2
(JR東京駅丸の内南口から徒歩約3分)
満員の際には 入場をお断りすることがございます
演目・演者は 都合により変更する場合がございます
最新情報は ホームページにてご確認ください

主催:


共催:

後援:
東京大学21世紀COE
ものづくり経営研究センター
(東京大学大学院経済学研究科)
特定非営利活動法人
グローバルビジネスリサーチセンター
三菱地所株式会社
ものづくり寄席
〒113-0033 東京都文京区本郷3-34-3 本郷第一ビル8階
ものづくり経営研究センター
TEL:03-5842-5501 FAX:03-5842-5536
URL:http://www.ut-mmrc.jp
E-mail:yose@ut-mmrc.jp