経営特修コース2015
「経営特修コース」は、学部3年までに経営関係のコア科目(別途指定)を含めた卒業に必要な単位をほとんど取り終えてしまった優秀な学部学生を対象として、面接試験を行った上で、学部4年目から大学院教育をスタートさせ、大学院修士課程を1年で「経営学修士」(現在の表記ルールでは「修士(経営学)と表記」を取得するためのコースです。2001年度から始まりました。
このコースが目指しているのは、21世紀型の人材「フィールド・ベース・プロフェッショナル(FBP: Field-Based Professional)」の育成です。つまり
@ 現場から本質をつかみ出し(Field)
A それを論理的に説明・分析し(Logic)
B 具体的な問題解決に結びつける(Action)
ための高度な専門能力をもった人材です。
これまでのMBA教育はBに偏りすぎていました。
しかし、与えられた問題を的確に解決するだけでは、
実際には何の役にも立ちません。問題発見能力こそが
必要なのです。
経営特修コース説明会
[日時] |
2015年4月8日(水) 14:55〜15:25 (「経営学ワークショップ」のガイダンスと一緒に行います) |
[場所] |
経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)2階 コンファレンスルーム |
[内容] |
経営特修コースの概要 |
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フィールドリサーチ方法論/経営学ワークショップ |
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マネジメント専攻経営コース 経営教育研究センター(MERC) |
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グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC) |
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選考の方法 |
[対象] |
今年参加を考えている経済学部の4年生 |
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来年のこともあり興味を持っている経済学部の3年生 |
1. 説明会への出席
まずは必ず4月8日の説明会に出席して、説明を聞いてください。
2. 参加希望の申し込み 4月10日(金)まで
4年生で経営特修コースに参加したい人は、申し込んだ上で面接を受けてください。
申し込みは、4月10日(金)17時までに受講希望届に成績証明書を添えて、経営教育研究センター事務室(学術交流棟5階)に提出してください。
3. 成績チェック(書類審査)
10日の締め切り後、経営特修コース事務局で申込者全員の前提コア科目の成績を確認し、条件をクリアしているかどうかをチェックします。※(注)その結果を見て、面接の可否を決定し、折り返し、4月15日(水)に行なわれる面接の時間をお知らせします。電子メールで連絡しますので、忘れずにメールをチェックしてください。
4. 面接 2015年4月15日(水) 16時半頃より18時頃を予定
電子メールで面接の通知を出した方に対してのみ、面接を実施し、コースへの参加の可否を決定します。
5. 経営特修コースの連絡先
経営特修コースに関して質問のある4年生は、電子メールで連絡してください。2・3年生からの質問も歓迎します。経営特修コース担当教員の電子メール・アドレスは
tokushu at e.u-tokyo.ac.jp (atを@(半角)に置き換えてください)
※(注)このコースでは、専門科目1の「経営」、専門科目3の「経営管理」「経営戦略」「マーケティング」「経営史」「国際経営」「技術経営」の7科目を前提コア科目と呼んでいます。これらの科目はFBPとしての基礎的な素養となるもので、FBPとしての能力はこうした基礎的な知識の上に構築されます。参加希望者は
@
前提コア科目のうち4科目以上の単位を取得済みであること
A
前提コア科目の成績が、成績上位4科目平均で「良」以上、あるいは「優」が2つ以上であること
の両方を求められますのでご注意ください。
*経営特修コースは、共同研究プロジェクトに多くの時間をとられるため、卒業単位に不安のある4年生には奨められません。仮に大学院入試に合格しても、学部を卒業できなければ大学院入学資格は取り消されます。卒業単位に不安のある4年生には通常の大学院進学をお奨めします。
*大学院マネジメント専攻の入学試験は9月に行われ、入学定員は50名です。経営特修コースが接続している経営コースは、TOEICのスコア(TOEFLのスコアでも可)があれば、経営学または会計学の筆記試験1科目だけで受験できます。
20世紀の日本企業が生んだ
世界的な知的財産である 「統合型ものづくりシステム」の 研究・産業移転・国際発信に 努力しております。
東京大学大学院 経営教育研究センター <経営専攻総合パンフレット>(2015年版)
グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)は、東京大学大学院経済学研究科経営グループの教官有志を中心に設立された、特定非営利活動法人(NPO法人)です。