第125回研究会開催のご案内
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「組込みソフトウェア開発の課題と対応」
近藤 満 氏 :ビースラッシュ 株式会社 取締役
日時:2007年9月12日(水)18:30〜21:00
※ご報告は19:00開始となります。
場所:東大COE「ものづくり経営研究センター」
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標記研究会を下記のとおり開催いたしますのでご案内申し上げます。
今回はビースラッシュ株式会社 取締役の近藤 満氏に
「組込みソフトウェア開発の課題と対応」についてご報告いただきます。
出欠の有無は9月10日(月)までにk.tahara@nifty.com(田原)まで
お知らせ下さい。
記
[日 時]
2007年9月12日(水)18:30〜21:00
※ご報告は19:00開始となります。
[テーマ]
「組込みソフトウェア開発の課題と対応」
[報告者]
近藤 満 氏 :ビースラッシュ 株式会社 取締役
[要 旨]
液晶テレビ、DVDレコーダー、ディジタル複合機などに代表される、日本の強い国
際競争力を持った製品のほとんどは組込みシステム機器であり、組込みソフトウェアが
搭載されている。半導体技術の脅威的なる進展、ネットワーク性能の向上に伴い、これ
らの機器の複雑化・多機能化が急であるが、その実現を支えているのが組込みソフトウ
ェアである。日本製造業の競争力の基盤となる技術として注目・期待されている。然し、
経済産業省が2004年から4年連続で実施した、組込みソフトウェア産業の実態調査か
ら明らかにされたことは、日本の組込みソフトウェア開発の国際競争力への疑問である。
元来ソフトウェア開発は属人性の高いものであり、個人の経験やノウハウに品質と生
産性が依存し勝ちである。また、見えないから管理が困難との特徴がある。システムの
ソフトウェアの規模が小さく、小人数開発が可能な時代には、個人に依存し、結果管理
の開発で大きな問題が生じなかったが、急激なソフトウェアサイズの肥大化・複雑化に、
従来通りの開発方法では対応し切れなくなった現状が読み取れる。
肥大化速度に個人の生産性向上は追いつかない。単に開発メンバーを増員しても開発
スピードは比例しない。多くの技術者に均質な開発を期待するには、属人性を排除し、
共通の規範となる開発プロセス・手法が要求される。工業製品では生産プロセスに高い
品質と生産性が要求されるが、製造工程が存在しないソフトウェアでは開発工程に高い
品質と生産性が要求される。
[場 所]
東大COE「ものづくり経営研究センター」
住所:東京都文京区本郷3-34-3本郷第一ビル8階
電話:03-5842-5501
(丸の内線本郷三丁目駅前みずほ銀行(本郷支店)が入っているビル8階
(最上階)です。
センターへの入り口は銀行側入り口とは反対側になります。)
地図 http://www.ut-mmrc.jp/access/index.html
[参加費]
・一般 2,000円 学生 100円
・GBRC会員は会員特典で参加費無料。
・MMRCスタッフ(MMRCの特任教員(教授、助教授、助手)、
特任研究員、MMRC関係学生)は参加費無料。
*GBRCの会計年度は1月〜12月になっております。
サーバ/システムも3月に切り替わりましたので
2007年度年会費をまだお支払いただいていない方は、お手数ですが、
http://www.gbrc.jp
「GBRCトップ」→「ネット・サービス」より、ネット会員登録をしていただくと
「会員登録いただき、誠にありがとうございます」
というメールが届きますので、そのメールのハードコピーをお持ちください。
年会費のお支払は銀行振込または当日会場でも現金で受け付けております。
ネット会員登録と年会費支払の確認をもちまして、
会員特典が受けられるようになります。
[連絡先]
田原佳代子
TEL:03-3443-7856
(勤務先 FreeGene株式会社)
E-Mail k.tahara@nifty.com
コンピュータ産業研究会ホームページアドレス(URL):
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/shintaku/comken/index.html
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第125回(2007/9/12)コンピュータ産業研究会出欠票
いずれかに印を付けてください。
□一般 □学生 □GBRC会員 □MMRC関係者
□出席 □欠席
お名前:
ご所属: