第113回研究会開催のご案内
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「中国携帯産業の開発分業体制」
安本 雅典 氏: 青山学院大学 経営学部経営学科 助教授
丸川 知雄 氏: 東京大学 社会科学研究所 助教授
今井 健一 氏: アジア経済研究所 地域研究センター 研究員
許 経明 氏: 東京大学 大学院経済学研究科博士課程
日時:2006年6月29日(木)18:30〜21:00
※ご報告は19:00開始となります。
場所:東大COE「ものづくり経営研究センター」
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標記研究会を下記のとおり開催いたしますのでご案内申し上げます。
今回は青山学院大学助教授の安本 雅典氏、東京大学助教授の
丸川知雄氏、アジア経済研究所研究員の今井健一氏、
東京大学大学院経済学研究科の許 経明氏に、
「中国携帯産業の開発分業体制」についてご報告いただきます。
ご出欠の有無は6月27日(火)までにk.tahara@nifty.com(田原)まで
お知らせ下さい。
敬具
記
[日 時]
2006年6月29日(木)18:30〜21:00
※ご報告は19:00開始となります。
[テーマ]
「中国携帯産業の開発分業体制」
[報告要旨]
中国は世界最大の携帯電話市場である。ユーザーの数は2006年2月に4億人
を超え、毎年日本の市場一つ分が新たに生まれている。日本は世界で最も先
進的な市場で、第3世代の携帯電話ユーザー数は4600万人と、世界の半分を
占めている。まだまだ外延的市場拡大が可能な中国と、ユーザー数ではすで
に飽和し、内包的市場拡大をするしかない日本とでは携帯電話端末の市場の
あり方も大きく異なる。本報告は、日本の携帯電話産業における携帯電話端
末産業を念頭に置きながら、中国の携帯電話産業の開発体制を紹介する。
1、日中携帯端末の開発と流通の違い(丸川氏、安本氏)
―>メーカーの視点から見る。
−>中国携帯産業の開発分業体制:
中国の携帯電話端末開発の特徴は、外部資源の活用である。携帯電話の
開発、部品リストの作成、場合によっては製造の手配まで行う設計会社を
各メーカーとも活用している。
2、端末デザインハウス(今井氏)
―>中国地場系デザインハウスの成長プロセスと業態を紹介し、その競争力の
基盤と中国の産業発展への意義を検討する
―>端末の中核機能は、主にTI、Philips、Qualcommなどが供給するプラット
フォームを利用する。
3、半導体設計ファブレス(許氏)
−>2G携帯電話市場の中核機能チップ市場においては、TI、Philipsのような
統合型半導体メーカーに対抗する半導体設計企業が次々と現れてくる。
例えば、台湾系(MediaTek)、中国系(SPREADTRUM)など。
−>そのような半導体設計企業に設計プラットフォームを提供している、
CPUーIPのARM社とファウンドリーのTSMCの取り組みについて紹介する
4、まとめ、ディスカーション(丸川氏、安本氏)
[報告者]
安本 雅典 氏: 青山学院大学 経営学部経営学科 助教授
丸川 知雄 氏: 東京大学 社会科学研究所 助教授
今井 健一 氏: アジア経済研究所 地域研究センター 研究員
許 経明 氏: 東京大学 大学院経済学研究科博士課程
[場 所]
東大COE「ものづくり経営研究センター」
住所:東京都文京区本郷3-34-3本郷第一ビル8階
電話:03-5842-5501
(丸の内線本郷三丁目駅前みずほ銀行(本郷支店)が入っているビル8階
(最上階)です。
センターへの入り口は銀行側入り口とは反対側になります。)
地図 http://www.ut-mmrc.jp/access/index.html
[参加費]
・一般 2,000円 学生 100円
・GBRC会員並びにMMRCスタッフ(MMRCの特任教員(教授、助教授、助手)、
特任研究員、MMRC関係学生)は参加費無料。
*GBRC2006年度年会費をまだご入金されていないようでしたらお手数ですが、
http://www.gbrc.jp
「GBRCトップ」→「ネット・サービス」 より、お手続き願います。
[連絡先]
田原佳代子
TEL:048-875-8377
(勤務先 株式会社デジタル経済研究所)
E-Mail k.tahara@nifty.com
コンピュータ産業研究会ホームページアドレス(URL):
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/shintaku/comken/index.html
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第113回(2006/6/29)コンピュータ産業研究会出欠票
いずれかに印を付けてください。
□一般 □学生 □GBRC会員 □MMRC関係者
□出席 □欠席
お名前:
ご所属:
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