プロフィール

N. R. Narayana Murthy
1946年インドマイソール州生まれ。1969年インド工科大学修士号。1981年にインフォシス社を創業し、国際的なIT企業に育てた、世界的に著名な起業家。2006年8月にビジネスより引退。現在、インフォシス社名誉会長の傍ら、インドおよび全世界で数多くの重要な公職を務める。2006年、東京大学プレジデンツカウンシルのメンバーに就任。

Infosys Technology Ltd.
1981年、Murthy氏を中心にした7名で創業される。全世界的なIT化の波の中、ITO(ITアウトソーシング)、BPO(業務アウトソーシング)を中心にしたサービスで急成長する。現在、58,000名の従業員を擁し、約2,500億円を売り上げ、NASDAQにおける市場価値は3兆円を超える。現在、BPOを更に進化させたKPO(知識業務アウトソーシング)を推進している。バンガロールに展開される広大な「キャンパス」は、IT技術者と業務アウトソーシング従事者の理想郷と呼ばれている。


Sunil Kant Munjal
Doon校経済学部卒業。世界最大の二輪車メーカーであるHeroグループの、2代目経営者。Heroグループ企業において重要な役職を占める傍ら、先日までインド産業連合(CII)の会頭を努める。知日家・親日家として知られる、インドを代表する若手経営者である。2006年、東京大学プレジデンツカウンシルのメンバーに就任。

Heroグループ
1956年に自転車メーカーとして創業され、現在は、年間260万台の自動二輪車を生産するHero Hondaや、年間480万台の自転車を生産するHero Cyclesを中心に、年間約3,700億円を売り上げるに至った企業グループ。20年近くに及ぶ、ホンダ、Showaとの合弁を通じ、日本の生産管理方式をインドに定着させた企業として知られる。


セルソ行徳
   日産自動車株式会社 CVP&CIO グローバル情報システム本部 本部長として、日産グループのグローバルIS部門を統轄。1983年にブラジル・サンパウロにて大手金融機関のシステム・アナリストとしてキャリアをスタートし、1985年にはアンダーセン・コンサルティングLLP(現:アクセンチュア)に入社、シカゴでのグローバル・プロジェクトを担当後、1991年より東京勤務となる。1996年には、米国東芝の半導体部門の情報システムのディレクターを務める等、マルチ文化環境下での情報システムおよびビジネスの管理を、キャリアとして蓄積してきた。日産入社前は、i2テクノロジー・ジャパンのバイス プレジデントとしてビジネス・ソリューションおよびサービスを担当、多くの日本企業のグローバルSCMプロジェクトを指揮してきた。2004年より現職。


藤本隆宏
1979年東京大学経済学部卒業、三菱総合研究所入社。1989年ハーバード大学ビジネススクール博士号取得、同大学研究員となる。1990年東京大学経済学部助教授。1997年ハーバード大学ビジネススクール上級研究員。1998年東京大学経済学研究科教授。2004年東京大学ものづくり経営研究センター長。主著に"Product Development Performance"(Harvard Business School Press、1991年)、『生産システムの進化論』(有斐閣、1997年)、 "The Evolution of Manufacturing System at Toyota"(Oxford University Press、1999年)、 『生産マネジメント入門』(日本経済新聞社、2001年)、『能力構築競争』(中央公論新社、2003年)、『日本のもの造り哲学』(日本経済新聞社、2004年)など。


新宅純二郎
1982年東京大学経済学部卒業。1989年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1989年学習院大学経済学部専任講師。1990年学習院大学経済学部助教授。1993年経済学博士(東京大)。1996年東京大学大学院経済学研究科助教授。専門は経営学、経営戦略論。主著に『日本企業の競争戦略』(有斐閣、1994年)、『デファクト・スタンダードの本質』(共著、有斐閣、2000年)、『競争戦略のダイナミズム』(共著、日本経済新聞社、2001年)、『ゲーム産業の経済分析』(共著、東洋経済新報社、2003年)、『中国製造業のアーキテクチャ分析』(共著、東洋経済新報社、2005年)など。


大上二三雄

1981年東京大学工学部卒業。同年、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社、2003年事業開発統括パートナーを最後に退職。同年、エム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立、代表取締役に就任。2005年9月より東京大学総長室アドバイザーを務め、プレジデンツカウンシルの組成を通じ、東京大学の国際的な連携活動に尽力している。主書に『戦略アウトソーシング』(東洋経済新報社、1997年)、『人材マネジメント革命』(東洋経済新報社、2000年)など。


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