東京大学大学院経済学研究科 経営教育研究センター
経営教育研究センター 東大アウトリーチ企画:MERC丸の内院生ラウンジ
東大アウトリーチ企画:MERC丸の内院生ラウンジ
今さら聞けない経営学
東京大学大学院経済学研究科の大学院生が中心となり、今さら聞けないと思われるような経営学に関する基礎的なトピックを講義します。テーマに合わせて各自簡単に作業を行うワークショップを行います。
経営学のフレームワークを身近に感じていただければ幸いです。
これからのイベント
「今さら聞けない経営学」はご好評の内に全講義を終了いたしました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
これまでのイベント
2016年8月25日(木) 19:00〜20:30
*終了しました*

今さら聞けない「ものづくりフレームワーク」

講師:
山城慶晃(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
加藤木綿美(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)

講義概要:
本講義では、これまでの見方とは異なる複眼的な分析を行うことが可能とする2つのフレームワーク、「製品アーキテクチャ論」と「組織能力構築論」について取り上げます。
製品アーキテクチャ論においては、世の中のあらゆる製品・サービスは、設計情報がメディア(情報を担う媒体)の上に乗ったものと見なします。すると、製品開発とは設計情報の創造であり、生産とは設計情報を工程から製品へ、繰り返し転写していくことと捉えることができます。自社に有利なアーキテクチャ的状況を創出することが重要であります。
組織能力構築論においては、競争力は多面的かつ多層的な概念であり、1つの指標では全容を捉えにくいが、本講義では4つの階層で競争力を捉えます。すなわち、 @組織能力、A裏の競争力、B表の競争力、C収益力の4つであり、競争力はこの順に顕在化する。長期的に安定した競争力を維持発展させるためには、企業はこれら四つの競争力をバランスよく保持する必要があります。
この2つのフレームワークについて一緒に考えていきます。


2016年9月1日(木) 19:00〜20:30
*終了しました*

今さら聞けない「ものづくりプロセス」

講師:
加藤木綿美(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
山城慶晃(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)

講義概要:
本講義では、産業横断的な企業分析に寄与すると考えられる2つの概念、「製品開発組織論」と「生産プロセス分析論」について取り上げます。
製品開発は設計情報を創造するプロセスであり、設計情報を転写する生産と並んでものづくりの中核となります。製品開発組織論においては、製品開発パフォーマンスを高めるためにどのような施策があるのか検討します。また、日本の製品開発組織が市場ニーズの変化の激しい状況に直面した場合、どのような対応が必要になるか考えます。
競争力の維持・向上にあたっては、従来の製品やプロセスなどに対し改良を積み重ねるような改善も重要視されてきました。生産プロセス分析論では、生産システムのアウトプット側、すなわち、製造パフォーマンスの各側面(生産性・コスト、品質、納期・リードタイム、フレキシビリティ)について、その測定・管理・改善を紹介します。
この2つの概念について一緒に考えていきます。


2016年9月8日(木) 19:00〜20:30
*終了しました*

今さら聞けない「戦略論」

講師:
宋元旭(ソン ウォンウク)(東京大学ものづくり経営研究センター 特任助教)

講義概要:
経営戦略はアメリカの実務から生まれた分野であり、80年代からは本格的に学問の世界でも取り組むようになっています。そのため、戦略ツールは実務の方でも、学術の方でも世の中に多く存在し、今も新たな戦略ツールが探し求められています。1年に戦略に関する本は十数本も出回りますが、最も新しい戦略がすべての企業に当てはまる戦略でしょうか。むしろ、自社の状況によって既存の戦略ツールを活用する方が有効ではないでしょうか。
本講義では、「今さら聞けない経営学」という企画に従い、基本的な戦略ツールを紹介し、分析し直すことで、新たな発見を目指します。具体的には、SWOT分析、5Forces分析、PPM分析を紹介し、自分の会社をそれで分析する実践を行い、戦略ツールについて再考察を行います。


2016年9月15日(木) 19:00〜20:30
*終了しました*

今さら聞けない「マーケティング」

講師:
三富悠紀(東京大学大学院経済学研究科 博士課程)

講義概要:
近年、「ビックデータ」がキーワードとして注目されています。ビックデータとは、会員カードのデータといったカスタマーデータやSNSのデータ、ウェブサイトのログデータなどの情報通信技術の発展によって、蓄積された多種多様なデータのことです。この「ビックデータ」を活用し、成果を上げてきている企業も増えてきています。その一方で、自社にどのようなデータが存在しているのか、それをどのように活用すればよいのかということがわからないという声もあります。
本講義では、一般的なマーケティング論における簡単な分析軸を紹介し、そこからどのようにデータを使って、分類を行うのか、ターゲティングをどうするのかについて、ワークショップによる実践を踏まえて、考えていきます。



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